長男の出産に伴い3年半勤めた病棟を退職。
その後、3人の子どもたちを育てる中で、自身の入院、子どもの療養、入院、退院後の家庭療養など、実際に自分が患者や患者家族としての体験をすることとなりました。
医療の世界から、反転、自然療法を知り、試行錯誤しながらわかったことがあります。
一番重要なことは、医療の内容ではなく自分が自分をどのように捉えるのかということでした。
そしてその自分の認識こそ、現実の体験と強く結びついていることを知ったのです。
病気や治療方法は表面でのことであり、そこで何を体験しているのかが自分の人生の質だといってもいい。
その状況になり、何を感じ、何を思い、どう行動するのか?どのような状態の自分で時間を過ごしているのか?その自分をどのように捉えているのか?そしてそこで捉えている自分こそが、その病気や治療を体験することで突きつけられる一番の情報であると今ではわかるのです。
これらの体験により、病気などの表面事象に振り回される自分なのか、自分がそれを使ってどう生きようかというところに転換させるのか、そのポジションの違いが世界観を変えていくことがはっきりとしています。
本当のQOL(人生の質)は、表面事象とは関係なく、その時間をどのように過ごすのか、つまり「自分の価値」をどのように捉え、どう生きるのか?という部分にフォーカスしていくことで豊かになります。
気づきをきっかけに、8年間続いた子どもたちのアトピー、アレルギーによる24時間ケアが2012年に役目を終えることとなりました。
その後6年かけ、自分の内側と、現実世界という外側のリンクを紐解き、自分を捉えている概念で現実体験が展開されていることがわかったのです。
自分を捉えている概念こそが大きなエネルギー。その仕組みを、日常のなかに観ながら、本来の自分という感覚を思い出しているのです。
皆様が、真の自分の感覚を思い出す一環として、サポートをします。